
「注文住宅」といえばファミリー向けの印象が強いかもしれませんが、近年ライフスタイルの変化、多様化に伴い1人暮らしで注文住宅を選択する方が増えてきています。
今回は自分らしい、叶えたいライフスタイルを実現するのに、ぴったりな1人暮らしの注文住宅のメリットやローン審査、人気の間取りなどについて詳しくご紹介します。
「1人暮らし」と聞くとマンションやアパートなどを想像する方が多いかもしれませんが、注文住宅の購入も可能です。
近年、ライフスタイルは大きく変化しています。
コロナ後もテレワークの導入で家にいる時間が増えた方や、老後に対する備えや資産形成をしたいという方など、1人暮らしで戸建ての注文住宅を検討することは前ほど珍しいことではありません。
1人暮らしの注文住宅のメリット1つ目は「自分の好みを反映できる」ことです。
こんな場所に住みたい、こんな家に住みたい、家の外観から間取り、それに合ったインテリアまで、とことん自分の好みを反映できるのは1人暮らしの注文住宅ならではのメリットといえます。
1人暮らしの注文住宅のメリット2つ目は「将来的なライフスタイルの変化にも対応できる」ことです。
今は1人暮らしであっても、将来的に家庭を持ったり、ペットを飼うこともあるかもしれません。
戸建てであればライフスタイルの変化に柔軟に対応ができますが、ペット不可のマンションやアパートに住んでいた場合は、ペット可の物件に引っ越したり、それが難しいとペットを飼うこと自体を諦めなければなりません。
1人暮らしの注文住宅のメリット3つ目は「資産になる」ことです。
賃貸は住み続ける限り、永遠に支払いが発生しますが、戸建ての注文住宅の購入はローンを支払い終えれば、最終的にあなたの資産になります。
資産であれば家を売ったり、貸したりするという選択肢も生まれるのが大きなメリットと言えます。
1人暮らしの注文住宅のメリット4つ目は「近隣住民とのトラブルが起きにくい」ことです。
マンションやアパートは壁を挟んだ先に全く別の生活があります。
生活リズムや家族構成の違いなどによって、ドアの開閉音や足音、話し声など些細な生活音がトラブルのきっかけになってしまうことはよくあります。
趣味を満喫したい方や、ペットを飼いたい方にとって、鳴き声や楽器演奏などの音が心配かもしれませんが、戸建ては常識の範囲内であれば近隣住民のことを気にする必要はありません。
ここまでご紹介した通り、さまざまなメリットがある注文住宅ですが、実際1人暮らしの注文住宅はローンの審査が通るのか心配な方も多いと思います。
ですが、1人暮らしの注文住宅の場合でも、住宅ローンは問題なく使用できます。
国土交通省住宅局による令和4年の民間住宅ローンの実態に関する調査結果報告書では、融資を行う際に考慮する項目として「完済時年齢、健康状態、借入時年齢」が重視され、家族構成や業種、性別を重視している金融機関は20%~35%ほどでした。(※1)
住宅ローンにおいて重視されるのは、本人の性別や家族構成ではなく完済能力のため、1人暮らしであることや、性別の心配はほとんどありません。
(※1) 国土交通省 住宅局 令和4年度 民間住宅ローンの実態に関する調査 結果報告書 https://www.mlit.go.jp/report/press/content/001597952.pdf(参照 2024-01-22)
1人暮らしに2階建ての注文住宅は広すぎるのでは?と感じる方もいるかもしれません。
ですが、家族や友人が泊まりに来る機会が多いとゲストルームがあったほうが便利です。
また、荷物が多い場合には収納スペースを十分に確保できるのが2階建て住宅の魅力です。
ワンフロアのみで快適な空間を実現できる平屋は、ここ数年人気の住宅です。
家事動線をコンパクトにするだけではなく、段差がないためバリアフリー性も高く、将来家族で住むという選択をした場合もコミュニケーションを取りやすいのが平屋住宅の魅力です。
1人暮らしの注文住宅で特に1LDKが人気な理由としては、レイアウトの自由度や来客で家に人が増えても狭くなりにくく、家事動線をコンパクトにできるためです。
来客用のゲストルームが欲しい方、収納スペースや趣味の部屋など、部屋ごとの役割をハッキリ分けておきたい方には2LDKの間取りがおすすめです。
今回は1人暮らしの注文住宅について、注文住宅のメリット、気になるローン、人気の間取りなどをご紹介しました。
ライフスタイルの変化によって、以前より1人暮らしで注文住宅を購入することが珍しいことではなくなってきています。
ヒラヤマホームでは、理想の自分らしいライフスタイルを叶えるためのヒアリングをしながら、家づくりを進めていきます。
みなさんが家づくりで叶えたいこと、なんでもお気軽にご相談ください!