根切りの次は地面と基礎の間にある砕石と捨コンを入れます。
実は基礎コンクリートは直接、土の上にある訳ではないのです。
土は当然に踏めば沈みますし、水が多くなるとぬかるみます。その土の上に直に基礎を作ってしまうと、雨が降ったり重さでぐらついてしまいますよね。
そこで砕石と呼ばれる角が尖った石を敷き、コンパクターで押し固めながら土の表面になじませます。
次に捨てコンクリートを流し込みます。捨てコンクリートの役割は、基礎を水平に建てるため表面を平らにするためだけのものです。ビニールの様なものが見えますが、これは「防湿フィルム」と呼ばれるもので地面からの湿気をブロックして基礎の耐久性、建物への影響を軽減してくれます。